
俺は根っからのゲーマーだ。中学1年生の荒野行動から始まり、フォートナイトやAPEX
レインボーシックスシージなど数多くのゲームタイトルを遊びつくした。
今でもたまにレインボーシックスシージなどは友達とプレイするほどだ。
しかし、今思えばハマる時期が悪かった。
中学生高校生はクラスという枠組みを持つ中では多感で貴重な時期だった。
まさに青春と呼ぶべき時間を、俺はゲームに費やした。超もったいない。
この記事では、そんな俺の後悔と今の中学生高校生にはゲームはほどほどにと伝えたい。
参考になれば幸いだ。

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記事の目次
- ゲームは依存しやすい
- 勉強よりゲームが優先になる
- 外で遊ぶよりゲームが優先になる
- 自主的に参加するボランティア活動に行かなくなる
- 周りと話がかみ合わなくなる
- ゲーム仲間同士でしかつるまなくなる
- 現実世界でワクワクする目標を作る
- ゲームはあくまで趣味、ほどほどに
ゲームは依存しやすい

ゲームは人の脳にとって超正常刺激 に分類される。
超正常刺激 とは、自然界では存在しない、人間の本能や感覚を過剰に刺激するもの
であり、本来なら受け取ることのない刺激をこの現代では常に浴びてしまっている。
ゲームの中でも特に、対人ゲームは人の本能を刺激しまくる。
人を傷つける行為は現実世界では行為そのものが犯罪だ。
ましてやFPSゲームなどで当たり前な銃や剣を使うことなど滅多にない。
非現実だからこそそこでしか味わえない感覚にドはまりし依存してしまうのだ。
勉強よりゲームが優先になる

そんな超正常刺激を浴びまくっていたらもちろん脳はおかしくなる。
人間の行動趣向は
すべてドーパミンという快楽物質によって引き起こされていると前の記事で綴った。
超正常刺激は大量のドーパミンを放出してしまう。
人は自然とドーパミンがより多く放出される行動に意識が向くため、
勉強といったドーパミン放出量が低いわりに努力が必要な行動に手が出にくくなってしまう。
結果、勉強とゲームを天秤にかけた場合、いかなる時もゲームが勝ってしまう。
俺の場合、テスト一週間前にも関わらずゲームをしてしまいこっぴどく怒られたことが何回もあった。
そう、依存してしまうといくら怒られようと同じ行動を何回も繰り返してしまう。
中学生高校生の時期にゲームにはまると、天秤にかける対象のほとんどが勉強だ。
それにより、ろくに勉強もせずいい学校にも行けない結果が生まれてしまう。
ゲームはしっかり時間を決めるべきだ。
外で遊ぶよりゲームが優先になる

ゲームは勉学だけでなく健康にも支障をきたす。
現代の技術は発展し、リアルタイムで相手の声を通話アプリで聞ける時代となった。
友達と対面で会う必要性が低くなり、
よりゲームに依存しやすい環境の出来上がり。
体を動かさずに友達と会話ができ、さらには一緒にゲームができる。
ここまでハードルが下がってしまえば、俺含めた多くの人間はゲームを選んでしまうだろう。
よって運動する機会は減る。プラスして座りながらゲームをすることにより血流が悪化。
ゲームをしている間に食べるものは大概お菓子などの健康度外視な食品ばかりの場合が多い。
総じて、ゲームは健康にも悪影響が出てしまう。
自主的に参加するボランティア活動に行かなくなる

学校経由で地域清掃や地域行事に参加したことがある人もいるだろう。
ゲームに依存する人間は自分の地域にミリも興味がないことが多い。
ゲームでドーパミンの過剰供給ができてしまっているため
外に出て行う活動にやる気が出ない。過去の俺もそうだった。
これらの活動に参加せずにいるとどんどん性格が、悪い内向型に偏っていく。
自主性が失われ、自分で考える努力を放棄するようになってしまい
いつまでも精神年齢が成長しない。子供のまま大人なった人間は悲惨だ。
ゲーム依存はゲームをやりまくってしまうこと以外に、それによっておこる副次的な影響が最大の問題だ。
周りと話がかみ合わなくなる

ボランティア活動にも打ち込まず、ゲームにのみに趣向を向けていくと外界から距離が離れていく。
当然、外の情報に触れる機会が学校などの社交場のみに限定されていくため、
その中の友達と話が合わなくなっていく。
しかし、悪いほうの内向型に偏っているため、ゲーム以外の情報に興味を示さない。
よって話の合わない人間との関係が悪くなり、学校生活にも支障をきたしてくる。
しかし、当の本人はFPSゲームなどの影響で
横暴で自分勝手な方向に
ひねくれるため自分を顧みることはない。
相手が自分に合わせるべきと突っぱねる。典型的な自己中心クソガキだ。
そんな人間に他人は歩み寄ってこない。結果孤立する。
ゲーム仲間同士でしかつるまなくなる

人間社会は1人では作れない。すべての物事はチームという集団で作られる。
孤立した人間でもそれぐらいはわかっているため、自分と趣向が似た人間と集まるようになる。
特に、ゲームの中は出会いのハードルが低いため簡単に交流できる。
人との交流は大事なため、趣向が似た人間と集まることはとても良いことだ。
しかし、
これが典型的な自己中心クソガキのままである場合、
そこでも関係を維持できない。
ゲームでできる友達はゲームレベルやPSなどが指標になりやすく、
性格の相性を考慮しない場合が多いからだ。
さらに衝突した経験が足を引っ張りまた新しい人間としゃべるとなると億劫になる。
どんどん自分の殻に籠り、社交性が下がり続け社会の常識も抜け落ちる。
ゲーム依存というただの病気から始まったこれらのことで、人生は簡単に崩壊する。
下記では、ゲーム依存を克服した俺の経験を綴っていく。
現実世界でワクワクする目標を作る

ゲーム依存の根本原因は、
現実世界で刺激的なドーパミンを得られないことにある。
よって、現実世界で興味を持てる物事に集中できる環境を作れば、
ゲームから自然に離れることができる。俺がゲーム依存を解消できたのはこれを持てたからだ。
俺の例を挙げると、このブログ活動であったり、ジムで筋トレをすることであったり。
ゲーム依存で人生の底を経験したからこそ自己成長に着目して、
それに関する行動を積極的にできていると自分で感じている。
なにかやりたいことが見つからない人がいるのなら
まず部屋の掃除から始めてみることをおすすめする。
そして綺麗になった部屋で腕立てをできるだけやる。2回、3回が限界でも全然いい。
やったこと自体に価値がある。行動に価値を見出す癖をつけてほしい。
そして、何事も健康が土台に成り立つため最初は運動の継続から始めよう。
ゲームはあくまで趣味、ほどほどに

ゲームを絶対やるなとは言わない。
しかし、ゲームする時間はストレス発散にはなるが、人生の糧にはならない。
あくまで人生の中の趣味として適度に楽しむべきだ。
ゲームを人生の目的にしてはならない。自分をリスペクトできる目標づくりに励もう。
以上で記事は終わり。依存症克服のヒントになれば幸いだ。