
現代の生活に必要不可欠なガジェットであるスマートフォン。
その必要性がゆえに、新たな依存症のスマートフォン依存に苦しむ人が年々増加している。
かくいう俺も、1日に7時間近く触っていたスマートフォン依存症であった。
これらのデバイスに時間を割いている間は、やるべきことを行えない。依存症を克服するほかない。
ではどうすればよいのか。本記事では、スマホのスクリーンタイムを平均1時間30分まで減らせた
方法とともに、なぜ現代人はデバイスに依存してしまうのかについて深ぼっていく。

とりもんくです。X(旧Twitter)も運営しています。
記事の目次
- なぜスマホに依存してしまうのか
- いいねシステムによりドーパミン装置となる
- Youtubeは無限のコンテンツで溢れている
- short動画で多くの情報を得まくる快感
- 粗悪な情報もあれば質のいい情報もある
- short動画をブロック
- Youtube Premiumのバックグラウンド再生でラジオ化
- アルゴリズムを質のいい情報に書き換える
- 使われる側から使う側へ
なぜスマホに依存してしまうのか

スマホには、人々の注意関心を引き付けてしまう機能が多々存在する。
特に、メッセージアプリやメールなどの通知は簡単に人を引き付ける。
画面上部に内容が表示され、通知を知らせる独特な効果音。
これらすべてが人の興味をスマホに向けさせる企業の戦略と言っていいだろう。
通知がくれば真っ先に脳からドーパミンが放出され、それについてしか関心が向かなくなる。
受動的情報に人間は流されやすい。通知を切ることをおすすめする。
いいねシステムによりドーパミン装置となる

先ほど綴った通知システムをさらに改良し、
人間の本能を直接刺激できるようにしたのが「いいねシステム」だ。
主にX(旧Twitter)、instagramなどのSNSアプリに搭載されている機能だ。
太古の昔、人間は群れを成して生きていた。
皆の役に立ち、好かれる存在は群れの中に居続けやすくなり、
嫌われ、役に立たない人間は群れから淘汰された。
それ故に、人間は他人からの評価に安心感や刺激を感じるようになってしまった。
特に、好意や興味といったポジティブな関心は人の承認欲求を刺激する。
よって、自分の投稿にいいねがつくと簡単に承認欲求が刺激され、その行為にどっぷりつかっていく。
手のひらサイズの画面の中に、自分の興味関心が吸い込まれている人が多すぎるのだ。
Youtubeは無限のコンテンツで溢れている

Youtubeというプラットフォームには
毎月140億回以上、人が訪問している規模が桁違いな市場だ。
その人の訪問でも消費しきれないほど大量の動画がYoutubeに存在する。
日に日に新しい動画が投稿されている環境は刺激が強すぎる。
そのため、人は大量のコンテンツ消費に時間をかけ、
結果的にスマホを見る時間が増える。
特に、下記で紹介するshort動画は最悪の発明といっていいだろう。
short動画で多くの情報を得まくる快感

short動画は、親指1本の縦スクロールで簡単に次の動画に移れる。
そして、一本当たりの動画時間が少なく、すぐに他の動画にスクロールできる。
これの一番やばいところは、
縦スクロールする行為が受動的な情報入手になってしまうところだ。
もはや縦スクロールに自分の意志は介入していない。その行動自体にドーパミンが放出され
何度も何度も縦スクロールを繰り返し、気づけば1時間2時間と時間を浪費する。
自分の意志でshort動画を見ようとは思わないはず。
気づけば見ていて時間が消える。受動的なためどんな動画を見たのかすら1つも覚えていない。
依存の約8割がこのYoutubeに代表されるshort動画機能だろう。
粗悪な情報もあれば質のいい情報もある

ここからはYoutubeというプラットフォームに限った話をしていく。
Youtubeには大量の動画が存在するがほとんどの動画が自分の利益にはならない。
ただただ自分の趣向を消費する時間になってしまう。
しかし、これだけ多くの動画の中には自分の利益につながる動画もある。
それは、自己啓発系動画と本解説系動画だ。
今自分が目指している場所に行くには、自分を管理することが必要不可欠だ。
自己管理を徹底していくなかで、自己啓発系の動画は100%必要になる。
加えて、本の解説動画は確かな情報を本の内容から知ることができる。
わざわざ買うのが面倒な人にもおすすめできる。
short動画をブロック

上記の自己啓発系動画と本の解説動画は人生の糧になる。
しかし、この2つの系統の動画も見る方法で台無しにしてしまう。
それは、散々ダメ出ししてきたshort動画である。
見る際にはしっかりとした横画面の動画で見る。これは推奨ではなく強制だ。
なぜダメかというと
short動画という体系自体が人体に害悪をもたらすためだ。
どんな種類の動画でもshort動画は見てはいけない。
PCでYoutubeを見ているのなら、web拡張機能にshort動画ブロッカーなるものがある。それを導入しよう。
スマホは、short動画そのものを興味なしに設定して表示頻度を少なくする。これで対策できる。
Youtube Premiumのバックグラウンド再生でラジオ化

short動画をブロックできたら、次は動画をラジオ化して我々を画面から引き離す方法を伝授する。
それが、Youtube Premiumに登録する。これだけだ。
一般人は月額1,280円で利用できるサービスで、広告も表示されないためストレスなく利用できる。
そして、このサービスの最大の特徴が、動画をバックグラウンド再生できることだ。
つまり、画面を眺める必要がないということ。裏でYoutubeを流しながら掃除をしたり料理をしたりできる。
これにより自然と画面を見る機会が減っていき、スクリーンタイムが自然と減少するのだ。
アルゴリズムを質のいい情報に書き換える

まず、アルゴリズムとは何なのか。
アルゴリズムとは、視聴した動画と類似した動画をおすすめとして表示するシステムだ。
つまり、このシステムをうまく使いこなせば、質のいい情報動画しか表示できなくすることも可能だ。
現に俺は、自己啓発系の動画ばかりがホームでおすすめされているため、ほかの動画に引っ張られる心配はない。
バックグラウンド再生で聞けば聞くほど、自動的にYoutubeは似た自己啓発系動画をおすすめし、
質のいい情報を受け取りやすくなる。毎日バックグラウンド再生で聞きまくってほしい。
使われる側から使う側へ

現代の人々はSNSの奴隷だ。
皆スマホに依存し、使われている。それでは自己成長なんぞ夢のまた夢だ。
今この瞬間から気づき、しかるべき対策を実行してSNSを使う側、操る側に回るべきだ。
人生は短い。手のひらサイズのデバイスに時間を使っている暇はないはずだ。
以上で記事は終わり。依存症克服は難しいが必ず明るい未来が待っている。我慢比べだ。